やわらかさ

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今年の冬は寒さが物足りないなと思ってたんだけど(寒がりなのに)、寒さじゃなくて雪が物足りないんだということに気づいた。

去年の冬は近所でもしっかり雪が降ったし、会社の人とスノボにも行ってたから、雪を見てる量が全然違ったんだよね。

今年は粉雪くらいというか、舞ってるような積もらない雪しか見てないから、冬‼って感じを味わってない気がしたのかも。

家のすぐ前に枝垂れ梅が植わってて、立春の暖かかった日辺りにはもう咲いてたから「もう春来ちゃった」みたいな、ちょっと早いな…って気持ちになってた。

 

会社とか仕事に対する自分の気持ちがだいぶ丸くなったと感じる。

前は「仕事を自分の人生の中心には絶対したくない」「会社の人とは仕事に支障ない程度に接してればいい」「休日に会社関係の人に会うとか絶対ありえない」ってすごい思ってて、今もその思いはなくなりはしないけど、前よりも頑なな思いじゃなくなった。

一年目の時に経験だと思って休日の誘いにも乗ってみたら、意外と楽しかったからってのがひとつあるかなー。

あとは二年目で急に忙しくなってすっごい残業とかしてる時の、疲れてるけど皆で同じ仕事をしてる感じが嫌いじゃなかった、とか。

同じ目的を持った集団って強くて、自分はその一部になることが好きだった。

 

一週間の中で家にいる時間以外はほぼ会社にいる訳で、物理的にというか単純に過ごしてる時間の長さ的に、生活の中心になってるんだよね。

そうやって長い時間過ごしてると、嫌でもそこでの作業に気持ちとか思考が乗ってくるというか。

もし会社で過ごす長い時間が自分にとって完全にサブに過ぎない、ただやり過ごすだけの時間になるとしたら、勿体ない気がする。

だからって仕事こそ生きがい!とはならないんだけどね笑

 

今いる会社は、会社は嫌いだけど人は好きって感じ。

会社の風土とかは結構嫌いなところもあるけど、まわりの人が皆良い人で…この「まわりの人が皆良い人」って私はいろんなとこでよく感じてて、本当に恵まれてると思う。

自分は元々、自分が属してる集団のことをすぐ身内だと思って勝手に好きになるから、今のグループの人達にも勝手に愛着を持ってるってだけなんだけどね。

でも残業厳しい時にどこからともなく誰かが買ってきたお菓子が出てきてそれを皆で食べてるのちょっと和まない?笑

やる気なくなって放課後気分で居残って喋ってたりね…いや帰れよって話なんだけど。

 

組織との繋がりは抜ければ切れるけど、そこにいた人との繋がりは簡単には切れないんだよね。

その人のことを覚えてる限り、またどこかで思い出すから。

そう考えると、自分が属する組織を離れる時もそんなに怖くないのかなって思う。