少しずつ

意識が目の前に向いてきた。

 

転職活動がひと段落した。

結果としては内定一個取れたけど、蹴った。理由は結局、今の会社でまだやれることがあると思ったから。

今の会社、嫌なところは色々あって、転職活動終わってみてもそれを肯定的に見られるようにはならないけど、そういう自分が嫌だと思う部分があるような会社の中にも、自分がまだできてないこととか、やり切れてないことはあるんだよね。

こんな会社嫌いだしいても仕方ない、やることないってなってたら辞めても良いと思うけど、自分が「もっとこうすれば上手くいくんじゃないか?」「次やるときはこうしよう」と思える余地がある限りは、頑張れるんじゃないのかな。

現実的に言うと、ちょうど仕事の幅が広がるように色々チャンスを貰えるようになって、外に出て客先に挨拶までしたばっかりで、このタイミングで転職はないなと思ったし笑、そもそも「自分ってどんなとこなら転職できるのかな」「ちょっと話聞いてみよ」って気持ちで始めた活動だったから、本意は果たせたと思う。

 

総合的に見て一番めんどくさかったのは普段着ないスーツを着なきゃいけなかったことだった( ˘ω˘ )

あとエージェントすごい。こんな色々してくれるの⁈ってなった。自分の希望を最初に整理してくれて、あとは職務経歴書の添削とか日付の調整とか。楽だった。私は元々転職する気があんまりなかったからアレだけど、本当に転職したい人は絶対利用した方が良いと思った。

平日の時間外しか選考受けなかったせいで行った面接の数は少なかったけど、おもしろかったな。こんな業界があるんだーとか、こんな仕事があるんだーとか。あと社長面接だとなんか話が深くなるよねやっぱり。

部屋探しの時とちょっと似てるなって思った。求人は常に流動的で、自分が始めるタイミングにちょうど重なった中で最善の選択をする。時間だけかけてもキリがなくて、限った範囲の中で決め切るというか。そこでの出会いってのはまー縁もあるよね。

あと営業って、「営業職」でひとくくりにできないくらい色々種類ある。ガッツが要る営業もあれば、知識が要る営業もある。たまたまなんだけど面接でどっちの話も聞けたのは今考えると良かったかな…。自分とこの営業はまったり受け身だから、他のとこのガツガツした営業の話聞くとやっぱり尻込みする。

 

昼会社行って夜面接受けて帰って、ってのは大変だったけど、意外と生活にメリハリがついて気持ち的には辛くなかった気がする笑

部活の先輩が言ってたことだけど社会人生活って両輪が必要で、仕事とあともう一つ、軸になるものがあると上手くいくんだって。それは趣味でも勉強でも何でもよくて、仕事だけ!になっちゃうと上手く進まない。

私は仕事と転職活動が両輪になって生活にメリハリができてたってことなのかもしれん。平日に仕事以外のことする体力無いわいって思ってたけど何かした方がいいんかねー?料理?

そういえば大学の時、大学生活では勉強・バイト・サークル・恋愛のうち二つしか充実させられないみたいな話あったな。同じことなのかもしれない。

 

何はともあれそんな感じでまだ会社は辞めないことになりました。

転職活動して結局辞めないって決めると、自分が今の会社にいることに納得感が生まれる。それだけでも収穫だなーと思う。「ここにいるべきなのか…?」って思いながら仕事するのしんどい。比較検討大事。

去年の年末かなり慌ただしく仕事納め(納まってない)したから、今年は残り2週間頑張ってちゃんと納めたいところです。